「国内ダンス留学@神戸」では、
ジョディ・メルニック(NY在住)によるレパートリークラスの最終日を迎えています。
このクラスでは、1日4時間×5日間にわたって
彼女の最新作の振付を振り移ししていきます。
これまでは振付をつくる様々な可能性について取り組みました。
ダンスを生み出すためのシステムをどう設定するか、
ある一つの振付をどのようにアレンジしていくのか、
また他者と共有することが可能であるか、
そして、一人から複数へ協働していくことなど、
個人で、複数で思考し実践する時間でした。
このクラスでは、ジョディの振付をひたすら自身の身体に浸透させていきます。
ジョディの振付は、細かく、厳密で、複雑な構造をもっています。
そして、一見、余計な力を抜き、思うままに流れるように踊っているように見えますが、
表から見える型や形から入るのではなく、身体の内部の細かな部位を感知しながら
動きへと変換していきます。
細部のニュアンスに徹底するところや、風を起こすかのようにダイナミックに動くこと等、
一連の流れに様々な要素が詰まっています。