8月21日(火)、國吉 和子による「ダンス解体新書/日本の近代舞踊史」を開講しました。
授業はみっちり5時間。
(1)日本近代舞踊の黎明期、(2)日本の前衛、(3)暗黒舞踏の登場の3本立てで、
貴重な映像や写真資料を交えながら行われました。
石井漠、伊藤道郎、村山知義、江口隆哉、土方巽らの軌跡を通して、
戦前~戦後にかけて、現代舞踊が成立する過程でどのような影響を残したかを
紐解いていく時間でした。
(石井漠のお弟子さんである石井かほるさんのWSもカリキュラムにあります。
10月19日、20日。貴重な機会です。聴講生枠はまだ受付中です。)
ダンス留学@神戸のカリキュラムの世界各地の舞踊史を入れることは、
昨年の夏、当プログラムの草案を具体的に立ち上げ始めたときに、
もっとも早い段階であがってきたことです。
どのような軌跡をへて、現在へと連なっているのか。
読書で学べることもあるだろうし、you-tubeで見ることも容易くなってきています。
ただ、私達がいま最も話を聞いてみたいそれぞれの専門家のフィルターを通して、
歴史と出会いたいと思い、カリキュラムに加えました。
今後のダンス解体新書の予定は、
9月4日 手塚夏子 日本の民俗芸能を通して
9月6日 武藤大祐 アジアのダンスの歴史
9月11日 中島那奈子 アメリカのダンスの歴史
9月18日 古後奈緒子 ヨーロッパのダンスの歴史
※いずれの授業も13時~18時の5時間です。
随時、聴講生を受付中です!
お気軽にDANCE BOXまでお問合せください。
横堀