2012年8月20日月曜日

【ティクバ+循環プロジェクト】ベルリン公演の模様→Kyoto Experiment

DANCE BOXでは、複数の事業がつねに同時進行しています。
現在は、主催事業としては、「国内ダンス留学@神戸」本格始動、9月には「dB International Works2012」が控えています。
そして、共催事業「中村恩恵×岡登志子 Dance Exchange Project」(8月25日)をまもなく開催!という激しい夏を送っています。

実は先月の7月もなかなか激しい初夏でした。
アヴァ・マウリーン・ヴィラヌエバの滞在制作、そして、
DANCE BOXのプロダクションである「ティクバ+循環プロジェクト」のベルリン公演を行いました。

当プロダクションは、来月9月22日(土)、23日(日)に<Kyoto Experiment>のオープニング・プログラムとして上演いたします。
プログラムの詳細→ http://kyoto-ex.jp/program/jareo_thikwa/

ここで、ベルリン公演の模様をすこしアップいたします。

2011年3月の神戸公演にきてくださった方には馴染みのシーンがあるかもしれません。
が、新たな出演者も加わり、作品のコンセプトに複合的な視点が加わり、奥行きがでてきました。

新たな出演者は星野文紀。<hyslom>というユニットのメンバーです。
彼が舞台上でなにを担っているのか、ご期待下さい。


(下写真)右手がカロル。ユーモアたっぷりで、彼が踊り、歌うと釘付けになってしまいます。
つねに<いま>をどう舞台上で存在するのか、誰よりも確信犯的であるかもしれません。


(下写真)左手はゲルハルト、右手は福角宣弘。
二人のデュエットは、神戸をへて、ベルリンではさらに挑戦的で濃厚な関係性が立ち上がってきました。

(下写真)福角宣弘と西岡樹里。
二人のコンタクトの精度の高さに磨きがかかっています。

まだまだ多くのシーンが控えていますが、京都公演までのお楽しみ!にとっておきたいと思います。

ベルリン公演は、約10日間のクリエーションの後に開催しました。
彼らの活動拠点であるティクバの劇場に日々通う中で、
彼らがどのような日々を送り、どのような仲間がいるのか、見て、感じることが多かった。
さらに深くお互いの懐に入りながら、対話する時間が繰り広げられました。

さて、京都公演に向けて、彼らはまず神戸にきて、再クリエーションを行います。
そして、京都へと大移動。
2009年からのお互いの生活環境を往還しながらの当プロジェクト、
いよいよ最終章へと近づいてきました。
さて、京都ではどのような対話が生まれるのか、どうぞお立会い下さい!

横堀