2010年5月3日月曜日

速報!!山下残 クリエーション・ワークショップ 開催

dBでは、昨年度より<表現のための実験場>をつくろうと試演会企画「Under the Worklight(作業灯のもとで)」をトライアル的にスタートしました。
今年度より「dB解放区プロジェクト」と銘打ち、様々な実験的な試みを行っていきます。
今年度の第1弾は、山下残/創作のための3日連続WSを行います。

*dB解放区プロジェクト
【山下残 クリエーションワークショップ】

日時:5月25日(火)〜27日(木)19:00〜22:00 
参加料:2,000円(3日間通し/定員20名/先着順)
会場:ArtTheater dB 神戸

様々な実験を繰り返してできた、振付手法の一部などを紹介したいと思います。あと個人的には、これから関西で作品をつくろうと思ったときに、どういった人が振付家やダンサーにいるのかもっと知りたいと思いました。なのでできればソロでもグループでもいいので、ダンス作品を持ってきてもらって作品を見せ合うようなこともできればと思います。作品とまではいかなくても、ただあやしい動きをするだけの人とかでも歓迎です。関西はもともと変な人が出現する土壌がありますが、最近そういう変なのが生まれにくくなっているような気がして、理論はともかく、何か思いつきでも、身体の表現を瞬発的にやっちゃいましょうよ。   山下残


プロフィール:1970年大阪府生まれ。90年代中頃より振付家・演出家として創作を始める。主な作品に、来場者に本を配り、ステージからのカウントに合わせて、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に観る「そこに書いてある」、ダンサーの動きを言葉にして声にする「透明人間」、スクリーンに映写される呼吸の記号と俳句のテキストを合わせて身体と見せる「せきをしてもひとり」、揺れる舞台装置の上で踊る「船乗りたち」、動物が演劇をしているようにも見えるダンス作品「動物の演劇」、観客席の頭上に水面の映像が映るモニター15台を吊り下げた「大洪水」など。2007年ライブ・アーツ・イン・バンコク(タイ)。2008年クンステン・フェスティバル・デザール(ベルギー)。2009年イスタンブール国際コンテンポラリーダンス・パフォーマンスフェスティバル(トルコ)。2010年ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル(東京)、TBAフェスティバル(U.S.A)。