2010年8月19日木曜日

【大阪滞在制作 by ジョディ・メルニック】出演者が決まりました

大阪滞在制作シリーズは、毎年ごとに異なった海外のアーティストが、約2週間にわたって、大阪にレジデントしながら、関西のアーティストたちと共に作品制作を行い、最終的には公演を行うというものです。このシリーズは、2009度より3年間の継続プロジェクトとして実施し、計3名のアーティストを招聘いたします。昨年度は、イスラエルよりアルカディ・ザイデスを招聘しました。

今回は、NYを拠点に活動しているジョディ・メルニックを招聘します。
ジョディと、関西を拠点に活動しているダンサーたちとの共同制作プログラムです。

今回は「ダンサーの仕事」に着目しました。
ジョディのレパートリー作品および新作を、ジョディが関西のダンサーを振り付ける中で、ダンス作品にとってのダンサーの可能性を実践していきます。

そして、今回のジョディのパートナーとして、
下記のとおり、ダンサーが決定しました。

ソロ『(新作)』
出演:伊藤愛(アンサンブル・ゾネ)


デュオ『Fanfare』(2009年)
出演:黒子沙菜恵 京極朋彦

作品上演は、
9月19日(日)17:00 会場:アートエリアB1(京阪電車 中之島線「なにわ橋」駅 コンコース内)
ご期待下さい。

ジョディ・メルニック
振付家、ダンサー、ダンス講師。SUNY Purchase大学を卒業、現在はNYCを拠点に活動している。2001/08年に「ベッシー賞」を受賞。1990年~94年トワイラ・サープ ダンスカンパニーのメンバーとして活躍し、2009年に再び協働。2009年にキッチン(NYC)にて『Fanfare』『suedehead』を上演、Burt Barrとのコラボレーションで制作された『Fanfare』は、「TIMEOUTNY’ best in Dance 2009」に選出された。彼女の作品は、ダンス・シアター・ワークショップやラ・ママをはじめ海外のフェスティバル等で数多く上演されている。また、トリッシャ・ブラウン ダンスカンパニーにゲストダンサーとして出演、演出助手も努めた。

伊藤 愛
ダンサー。幼少より、モダンダンス・バレエを学ぶ。1996年より[Ensemble Sonne]の活動に参加。2005年11月NPO法人Dance Box主催<one-Dance>に選出、ソロ作品を創作発表。2010年8月関西国際大学にて非常勤講師を務める。http://www.eonet.ne.jp/~ensemblesonne/

黒子沙菜恵
ダンサー。NYでさまざまなダンスに出会いその後身体の構造に着目しリリーステクニックを学ぶ。そして骸骨の模型を眺める日々。ソロ活動をベースに色々なジャンルの作家との共同作業を行なう。場を問わず今生きている身体を感じ、その時々の出会いによって揺れる身体と心をカラダ1個で受け止める。http://blogs.yahoo.co.jp/sanaekuro512

京極朋彦
役者、振付家、ダンサー。2007年に京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。シャープな身体性とバネのようなリズム感、ひとの2.5倍の汗を武器に、京都を中心に劇場、ライブハウス、クラブイベント等で活動中。2006年、卒業制作として上演したソロダンス『鈍突』が学科最優秀賞、および学長賞を受賞。http://kyo59solo.blogspot.com/