2007年7月24日(土)
「エレナとファーミのお話を聴く会」@丸五市場 終了しました。
ご来場くださいました皆様方、どうも有難うございました。
エレナによるフィリピン/マニラで、アーティスト達が協働しながら
行っている年に一度のフェスティバルのこと、
作家活動を両立させながらどのようにサバイバルしているのか、
彼女の神戸でのレジデント・プランなど、お伺いしました。
聞き手は、dotsの演出家:桑折現さんです。
第2部にファーミの話を伺いました。聞き手は、演出家・振付家の山下残さんです。
ファーミのおもな活動といえる「ワヤン」シリーズについて、
ワヤンがマレーシアの中で、政治や経済といった様々な関係の中でどう位置づけられ、
そして、今彼が今のマレーシアの社会の中でどのように生かしていこうとしているのか、
聞かせていただきました。
そして「Wayang Buku(英:Wayang Book)」の抜粋実演。
彼がクアラルンプールで購入してきた「Japanese」という日本語のテキストブックと
漫画「鉄人28号」が登場しました。
そこでは、Tokyo Body とKobe Bodyの違いなど、神戸にきて数日間の経験が
批評の対象として早速生かされていました。
最後に、7月21日に初演を向かえたばかりの「Dewa Mata|Jumpa Lagi」の抜粋上演がありました!
笑いっぱなしなんですが、ドキッとする瞬間もあり、この続きが見たい!と切に思いました。
2010年7月25日は「Revival/ヤザキタケシ」の出演者オーディションです。このプロジェクトは、ヤザキさんの初期2作品を、ヤザキさんご本人と、
dBからの推薦ダンサー3名、そしてオーディション選抜メンバーの2名の計6名による饗宴です。
(本番日:12月4日、5日)
オーディションは、多くの方にお集まりいただきました。
オーディションの内容は、それぞれ2作品のコンセプトを伝えて、1名ずつ、
自分自身でアレンジしながら、上演してもらいました。
まずは、「スペース4.5」から。
ヤザキさんによる振り移しを行い、それを取り入れながら、一つの4畳半のスペースを
構成してもらいました。
次に「不条理の天使」 これはコンセプトだけ伝えて、すべて自身で脚色してもらいました。
どのピースも、興味深く、ダンサーが違えば、伝え方も、踊りも変わってくることに、
非常に新鮮に思いながら拝見しました。
最後は、その2作品の初演時のビデオ(貴重です!)を皆で見ました。
オーディションの結果は7月29日ごろをめどに発表いたします。
ご期待下さい!!
横堀